2013年9月24日火曜日

店舗実習!その②

ようやくその②です。
中々続けて書けませんね。
ネタのフレッシュさが無いんですが、ボチボチ書きますわ。

前回のその①では、店舗実習の内容をどこまで具体的に書いていいものやらかなり迷いがありまして、メニューの内容などは書かなかったんですが、なんだかすごく書きにくかったんで今回はもうちょっとだけ詳しく書いていこうと思います。

まずA班の構成ですが、日本人3名、ウクライナ人1名、韓国人1名の計5人。男性はワタクシもりけん一人。

そこでそれぞれのお国の料理をしようとなりまして、メニューはランチaはウクライナセット(ボルシチ、ハンバーグ、サラダ等)、ランチbはコリアンセット(ビビンバ、わかめスープ、チヂミ、サラダ)、ランチcはジャパニーズセット(焼うどん、白和え、だし巻き卵、味噌汁、サラダ)という内容に決定。


しかし韓国人のLさんが、事情があってレシピだけを残して韓国に帰っちゃいました。
でもコリアンセットはやるということで、残されたレシピを参考に悪戦苦闘しながら試作、出来たものが正直本当に韓国の味なのか答えの分からない状態でした。
しかし仕込みの当日にはさすがリーダー、韓国料理屋に行って情報を色々仕入れてきていて、Kさんと二人でがんばって結局これでイケるんちゃうん?というものが出来ました。

ウクライナセットはOさんの独壇場、最初の試作はほぼ一人で作り切り、内容もほぼOさんの考え通り。
これが見た目もインパクトがありボリュームも充分で珍しさもあるし、仕込んでおけば現場での調理がほとんどいらないという合理性もあるのでメインでこれを売ることに決定。

ジャパニーズセットは無難なものを食べたい人用に設定し、リーダーと相談しながら試作、仕込みの実作業はワタクシ一人でほとんどやってました。

仕込んだランチの割合はウクライナセットが60%、コリアンセットとジャパニーズセットが各20%とかなり極端な感じでやりました。
この極端な仕込みの割合で乗り切るために、メニュー表もウクライナセットをドカンと大きく載せて、コリアンセットとジャパニーズセットは注文するなと言わんばかりに小さく載せ、できるだけウクライナに誘導するように工夫しました。
そしてホール担当のOさんとKさんがウクライナを押しまくる作戦です。

その①の補足情報みたいな感じのお話はここまで。

それでは今回の本題、店舗実習当日です。
9時にA班全員集合したトコまでは前回書きました。
まず11時半のOPEN目指して開店準備です。
ホール班のOさんとKさんはフロアの掃除等、キッチン班のリーダーとワタクシは最終の仕込みやドリンクの準備を行い、一通りの開店準備ができたところで通しでオペレーションの練習です。
B班の方にお客さんになってもらって実際に調理してフード、デザート、ドリンクを提供して問題が無いか確認です。
まあ色々出てきます、問題が。
提供までの時間を気にするあまり、焼うどんがぬるかったり味が薄かったり、アイスグレープフルーツティーのステアが足りず、しっかり混ざってなかったり、つまりワタクシのミスですわ。
やっぱり事前の練習確認は大切ですね、OPENする前のミスで良かったです。
しかしさらにトラブル。
デザートのパウンドケーキに添える生クリームがユルいのでもっとしっかり泡立てるようにとの指示でハンドミキサーで泡立てたんですが、なかなか角が立たんねーと思っているとあっという間に分離してバターになっちゃいました!
予備の生クリームも無いので大ピンチです。
あぁ、やっちゃったよ、どないすんねんなホンマ・・・でも凹んでる場合ではありません。
リーダーに報告して先生に相談です。
そこでたまたま先生が持ち込んでた学校で余ってたラズベリーを代わりに使うことが決定!
結構たくさんあるのでたっぷり添えても余りそうです。
見た目もキレイで問題無し、ホンマ命拾いした気分です。

そんなことをしてるとあっという間にOPENの時間です。
OPENに合わせてB班が外でチラシを配って客引きを行っていたので、即お客様が来店!
初オーダーはウクライナセットです。

リーダーがハンバーグを盛り付け、ワタクシがボルシチを用意してトレイにセット、ホール班がお客様に提供。
文字にするとたったこれだけの事なんですが、不慣れな人間にすればなかなか大変なことなんですよ。

まあ緊張してたのは最初だけで、後はバタバタと必死でやってたんで緊張してる場合や無いっちゅー感じでした。
とりあえず作戦通りにウクライナセットがバンバン出て、コリアンとジャパニーズはチョロチョロだったんで、なんとかフードは回ってたんですが、ドリンクの段取りがイマイチでちょっと引っかかっちゃってました。
グレープフルーツティーが思った以上に手間で、他の作業とうまく組み合わせてスムーズに提供するという事が出来ませんでした。
ここはもちろんワタクシの担当です。
お客様を待たせてしまったし、ホール班にも迷惑かけちゃったなぁと反省です。
まあ最初からドリンクとデザートをうまく回すイメージができんなぁと思っていたので、ある意味イメージ通りになってしまった感じですわ。

そうこうしている間にあっという間にラストオーダーの時間になり、その時にはすでにお客様は店内には無し、そのままCLOSEとなりました。

それから残った食材でまかないを作り、コーラで乾杯!
こんなに旨いコーラはなかなか無いねっちゅー感じでした。
まかないも美味しくいただいて、しばしの休憩の後に全ての片づけをして無事に店舗実習を終えました。

A班は、準備はいい加減やけど本番に強い突破力のあるチームと先生が言ってたんですが、全くその通りでリーダーとOさんが突っ走ってKさんとワタクシがフォローしながらついていって、「イケるイケる、なんとかなる」と言いながらホントにノリと勢いでなんとかなっちゃったという感じでした。
売上の方もまずまずの合格点でした。

当然色々と反省点はあるんですが、一回限りの営業なので、今後このチームとしてはその反省点を生かす機会はありません。
が、将来自分のお店をするときに、店舗実習の経験や反省点が生かせるようにしていきたいと思います、とクソ真面目にまとめようとしたんですが、やっぱりヤメです。
めっちゃ大変やったけど、めっちゃおもろかったー!てのが店舗実習の感想ですよ、ノリと勢いだけのA班ですからね。
これくらい軽い感じでちょうどだと思いますわ。


そして翌週はB班の仕込みと店舗実習です。
A班の仕込みで散々B班をコキ使ったので、もちろん一生懸命仕込みをして、店舗実習当日も客引きを一生懸命させていただきました。

B班は、真面目にしっかり準備をするが本番に弱いタイプと先生が言ってたんですが、こちらもその通りになったようで、オペレーションがうまくいかず商品の提供に時間がかかり過ぎたりしてしまったようでした。
しかし売り上げの結果はA班とほとんど変わらず、まずまずとのことでした。

B班の店舗実習を見ていると、B班の良いところ悪いところはもちろん、A班の良いところ悪いところも見えてくるので、これも勉強になりました。

このB班の店舗実習をもって、全ての授業は終了で、このあと学校に戻って修了証書をもらって学校を卒業となりました。

さて、ここまで書いたところでもう3時間も寝れない時間になったので、まとめ的なモンは次にしたいと思います。

それではおやすみなさい。






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